KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

きょうから日記猿人に登録

 さて、きょうから日記猿人に登録しました。日記猿人というのは、Web上で日記(厳密な定義はなく、ほぼ毎日更新する記事というあたり)を公開している人が登録しているもので、記事の一覧表や得票数によるランキングなどのサービスをしているものです。これで、以前からの「ちはるのホーム」や「しごとにっき」を読んでいた人たちと、日記猿人からリンクをたどってきた人たちの両方が、ここを読んでくれる可能性が広がったことになります。

 このページには、ひとつのトピックでまとめられるものを書いていこうと思います。以前の「chiharuNews」をもう少し短めにしたもの(千字くらい)をイメージしています。それで、最近「chiharuNews」の新しい記事がないので寂しいという声(主に妻から)に応えたいと考えています。ここに載せた記事をchiharuNewsだと思って読んで下さい。そうすると現在のchiharuNewsの欄はどうなるかということですが、それはしばらくそのままにしておいて、もう少し長いものが書きたくなったときの受け皿としてキープしておこうととりあえず思っています。

 このページの名前である「多次元尺度構成法」とはいったい何だ?という人もおられるかと思います。その名前にしたことの深い意味はありませんが、簡単に説明します。通常私たちはものごとを判断するときに「良い-悪い」とか「高い-安い」とか「斬新-陳腐」などの物差しを使っていると考えられています。しかし、現実にはいろいろな物差しを使って総合的に判断しているわけです(特に「良い-悪い」などはそうした総合的判断です)。その物差しを心理学では「尺度」と呼び、「尺度」をひとつではなく複数あるいはたくさん使うことを「多次元尺度」といいます。実際にはどんな尺度を使っているのかは自分ではあまりよくわかりません。そこをさまざまデータから推測していこうというのが「多次元尺度構成法」というわけです。

 日記というのは、特に何を書こうということは外からは強制されることなく、自分で書きたいことを書いていきます。そこに自然にその人の尺度が現れてくることになります。しかもその尺度は一次元のものではなく多次元な複雑なものです。しかし、その複雑な中からも読者はなんらかの次元を切り出して自分なりの意味を見つけだしていくのでしょう。そんな意味合いも込めています。

 この欄の名前を考えたときに、まず「ちはるの・・」というふうにしようと決めました。しかし「ちはるの○○日記」という感じにすると、ちとかわいすぎるので誤解をしたままリンクをたどってくる人が多いかもしれないということが考えられます。そこで、「ちはるの」のあとは少し小難しい単語を並べようと考えていたら、ふと「多次元・・」というのが思い浮かびました。これではあまり日記らしくないので「(日記)」と付け加えることで解決しました。

 どうぞこれからもご愛読お願いします。また、ご感想、ご意見、情報などありましたら掲示板に書いていただけるとありがたいです。