homyさんの意見によると、自分の日記を読み返すのは、コレクションを集め、それを眺めるのに似た快楽だということだ。なるほど、そういうところも大いにありそうだ。
そう言われてみると、自分にはコレクション癖というものがないことに気がついた。本やCDは買うが、一つの作家やアーチストにこだわることはない。雑食だ。ブルックナーからユーミンまでといった感じ。旅行に行っても写真を撮ったり、絵はがきをコレクションしたりすることはない。映画のパンフレットはけっして買わない。
自分の日記をコレクションと呼ぶことができるなら、日記くらいである。学生時代に手書きで書いた日記もバインダーに綴じられて保存されている。しかし、手書きの日記は読み返すことはほとんどない。わざわざ押入から引っぱり出すのが面倒という物理的原因もあるが、やはりWeb日記とは違う性質があるようだ。日記コレクションをときどき眺めながら、自分の頭を整理している、というhomyさんの指摘は当たっている気がする。
日記読み返しの行動分析学については、長谷川さんから教示いただいているが、これは明日。
