KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

Web日記は小さなラジオ番組

 大学生協iMacの現品処分が飾ってある。一番初めのモデルで、色はライム。79800円なのだが、買おうかどうしようか迷っている。妹の娘が高校受験で、それが終わったらiMacを買ってあげるということを約束している。うーん、やはり最新型を買おうか。118000円だけど。

 G3ノートはなかなか快適に動いている。ただ液晶がぎらつくというかシャープすぎるのが好みの分かれるところだ。主観的にはCRTの方がいいような感じがするのだが、以前書いたような、まぶたのひくつきはなくなったので、やはり液晶の方が目にはいいのかもしれない。これは目の反応の方を信用することにしよう。

 G3ノートにはiMacのキーボードとマウスをつなげている。ストロークの短いキーボードやトラックパッドよりも使いやすいからだ。しかし、これも一時的に自宅から持ってきているものなので、キーボードとマウスを発注しようとした。しかし、アップルのホームページを見ても、キーボードとマウスは別売りしていないようなのだ。そんなことはないだろうと思って生協経由で聞いてみたところ、確かに別売りはしていないとのこと。それじゃキーボードだけが故障したとき困るだろうと聞いてみたら、故障扱いでキーボードは注文できるそうだ。しかし、3万円程度かかるとのこと。それは高すぎる。

 マウスはともかく、キーボードはかなり手になじんでいるので純正のものがいいのだが、サードパーティのものを探すしかないのだろうか。もしいい情報があったら教えてください。

 本題。

 青春時代に何かにのめり込んだという経験は誰にでもあるものだろう。私の高校時代には、短波放送のある番組パーソナリティにのめり込んだ。もちろん女性。私の高校は男子校だったので、色気のないあっけんらかんとした環境だった。そこにもってきて彼女の声は、雑音の多い短波からでも、私を魅了するに十分だった。スタジオに行って、追っかけみたいなものもした。もちろんハガキもたくさん書いた。それが読まれれば、誇張なく天にも昇るような気分だった。それは大学受験まで続き、嵐は去った。

 あれから20余年。そんな彼女がラジオに復帰していることを、このインターネット経由で知る。立派な彼女のサイトもできている。おそるおそる、彼女にメールを書いてみた。「おぼえていらっしゃるでしょうか」という書き出しで。忙しいだろうからすぐに返事が来ることは期待していなかった。数日が過ぎた。彼女のサイトに行ってみると、お便りコーナーで私の名前が引用されていた。誇張なく天にも昇るような気分、20余年後にふたたび。

 こうしてWeb日記を書いて公開していることが、毎日10分間の小さなラジオ番組をやっているような感じがしてきた。Web日記書きは、ラジオのパーソナリティをやっている。電波の強さはそれぞれだから、届く範囲が小さく限定されている人もいるし、強い電波でたくさんの人に聞いてもらおうという人もいる。今は誰でもテキストのラジオ番組を作ることができるようになった。

 ラジオはことばのコミュニケーション。Web日記もことばのコミュニケーション。つむぎだされたテキストを頼りに、イメージのやりとりをする。

 今日あったことや、考えたことなどをしゃべる。合間に気に入った曲を流す。いただいたお便りを読み上げる。そんなことをして自分の番組の10分間が過ぎる。そして、またあした。