KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

今年も小田和正がやってくる

 私の知る限り、日記猿人の中に、小田和正の熱烈なファンが一人いる。トップページに小田和正の写真を貼り付けてあるのだから、かなりなものである。実は、私の妻も小田和正のファンである。ファンクラブにはいっているのだから、ファンである。ときどき新聞のようなファンクラブ通信が配達される。小田和正ファンのメーリングリストにもはいっているようだが、一日何十通というメールが配信されるらしい。ご苦労なことである。

 そして、今年もまた小田和正は富山にコンサートをしにやってくる。まだ先の7月末の日程だが、チケットが取れたらしい。妻は「前から3列目の真ん中よ!」と興奮している。そう、私もコンサートに行くのである。タダで連れていってもらえるのだから文句はない。なにしろ買えば6800円もするチケットなのだから。でも、あんまり前の席だと、PAがうるさすぎるのではないか。小田和正の曲も歌も好きだが、コンサートでは音が大きすぎる。あれでは聴衆は絶対に一時的難聴になっているはずだ。耳に詰めるヤツを買っていこうか。

 新しいアルバムがでているので、予習を兼ねて車の中で聴く。どこをとっても小田和正の曲。といえば聞こえはいいが、昔の曲をつなぎあわせているような感じ。きっと、琉球音階と同じように、小田音階があるのに違いない。この音階をつかえば、小田和正風の曲になるという。きっとそうだ。

 ひとつ恐れていることは、同僚の先生にコンサート会場で会うことだ。なんでも、その先生の彼女も小田和正の熱烈なファンで、富山でコンサートがあれば必ず二人で来るのである。席から立ち上がって手拍子などしているところを、お互いに見られたくなかったりして。

 小田和正のチケットは宅配便で来たのだが、その中に西城秀樹のコンサートの割引優待券がはいっていた。小田和正西城秀樹の組み合わせはなんだか妙だ。しかし、よく考えると年齢層的には同じくらいなのか。

 その割引優待券を使うと、西城秀樹のコンサート6800円のところが、なんと2000円になるという。これは、あまりにも割引のしすぎではないか。それとも、そうでもしないとお客がはいらないのだろうか。もの悲しい話である。西城秀樹のファンの方はがんばってほしい、などと無責任に思う。