KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ネット廃人にならない法

 いかん。ケーブルで常時接続になってから、あきらかにネット時間が長くなっている。電話代を気にせず、ゆったりした気分でWeb巡りができるので、ついついサイトの「深追い」をしてしまう。深追いすると、そこそこの確率で面白い情報に巡り会ったりするので、キリがない。そうなると、睡眠時間が削られてしまう。ロングスリーパーの私は、睡眠不足だと頭が働かない。能率落ちる。→ネット廃人。

 それにしてもインターネットって面白いね。これじゃ、いくら時間があっても足りないよ。そこらへん教育関係の人は認識しているのかしら(含む私)。小学校からインターネットをやるわけだし。絶対、授業よりもインターネットの方が面白いに決まっているもの。そのうち、授業はまったく成立しなくなって、学校全体がインターネット・カフェのようになるんじゃないだろうか。ネットワークの整備が進んだ大学では、すでにそうなっているという感じもする。それでいいのかもしれないけれど。

 さて、ネット廃人にならないためにはどうしたらいいだろうか。それは逆説的かもしれないが、自分のWebサイトを持つことだろうね。私の場合、こうして自分のWebページを書いているからこそ、ネットサーフィンをそこそこのところでやめることができるということがある。「あ、いかん。日記を書く時間がなくなる」と気がついて、サーフィンをやめる。

 だから小学校の時から、自分自身のWebサイトを持って、そこで何かを書いていくという体験は重要なものになるだろう。それはネット廃人にならないための予防という意味で重要なのだ。ただし、自分のサイトを更新し続けていくという習慣にはまる可能性は高い。しかし、それは中毒ではない。サイトの更新を止めようと思えばいつでも止められるからだ。それは簡単な決心だ。こうした能動的な作業で中毒になるということはおそらくないのだろう。たとえば、私は、肘を痛めたために、毎日続けてきたバドミントンを中止して2週間になるけれども、平気だ。禁断症状は出ていない。肘が治れば、また再開するだけの話だ。

 「能動的」というのはつまり、自発的な決断によって何か仕事をすること。ネットの中で能動的に活動することが、ネット廃人にならない一番の方法だろう。