KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

突然月島もんじゃオフ

 いやあ、月島のもんじゃはうまかった。

 ということで、直前にオフ会の告知をしてどれくらいの人が集まるかと心配したが、私を含めて5人という実に適度なサイズであった。しかし、そのうち4人は、私と卒業生のUさん、Tさん、Tさんの友人Nさんであるから、実質的な参加者は、掲示板にも書いていただいたよーまさんだけ。

 何という偶然か、月島はよーまさんの地元であった。「歩いて来たんですよ」とよーまさんは言った。実に素敵である。

 地下鉄の駅を出て、月島もんじゃストリートを歩く。すごい。3件に1件はもんじゃ屋さんである。5時なのに早くも行列ができている店もある。われわれは、ブラッド・ピットが食べに来たというもんじゃ屋の名前を「月島もんじゃ組合」(←こんなような名前)の案内係の人に聞いて、そこに行くことにした。その店「もんきち」は実に普通の、ちょっと年期のはいったもんじゃ屋さんであった。しかし、有名らしく、壁一面に有名人のサインが貼ってあった。

 お勧めメニューの、もんきちスペシャル、めんたい餅もんじゃ、ちげ鍋もんじゃ、と次々に制覇する。焼きの方は、よーまさんにお任せである。実に手際よく、具をまず初めに炒め、それをドーナツ状にして土手を作り、最後に汁を入れてよくかきまぜる。ぐつぐつしたところで、おもいおもいにいただく。んまい。実にんまい。

 私も下町の育ちなので、小学生時代からもんじゃは食べていた。しかし、それは駄菓子屋の裏方でひっそりとやっている、ほとんど具のはいっていない10円もんじゃだった。たまにベビースターラーメンがはいっていれば大盤振舞だったのである。それから比べれば、今のもんじゃのなんとぜいたくなことか。いい時代である。

 腹一杯になって店を出ると、まだ7時。そこで、地元の人しか知らないような、もんじゃストリートのはずれにあるボーリング場に行く。もちろんよーまさんの案内である。しかし、そこではボーリングをやらずに、ゲーセンの片隅に一台だけ置いてある卓球台で卓球に興じたのである。

 なんだか幼なじみが久しぶりにあって遊んだような、そんな1日だった。

 もんじゃオフはもう一度やりたいと思う。うまいもんじゃを食べたい人は次回を待つべし。