メガネが壊れた。服を脱ぐときにひっかかったらしい。レンズとレンズをつないでいる鼻にかける部分(ここは何と呼ぶのだろう?とりあえずブリッジと呼んでおく)の留め具のところが壊れた。
私のメガネはアイメトリクスというもので、ヤクルト球団の古田が宣伝しているやつだ。フレームがなく、レンズに直接つるとブリッジが取り付けられている。軽くて、顔にフィットしているので、運動をしていてもメガネが飛ぶということはない。ただ価格が高いのが欠点だけど。
直してもらおうと、眼鏡屋に行く。これは東京に送って直すので数日かかる、と店員が言う。その間、困るので古いメガネをかけるわけだが、これがレンズが片方取れたままになっている。ビスがなくなっているだけなので、簡単に直せるだろうと、「これも直してもらえますか」と頼む。すると、これはビスが途中で折れているので別のところでないと直せない、という。
結局、アイメトリクスのメガネを応急処置して、その間に古いメガネを直し、さらにそのあとにアイメトリクスのメガネを正式に直すという段取りになった。
「これ、すぐ直せるの?」と聞くと、応急処置でなら、と言う。やってもらうと10分ほどで直った。要するに、正式の留め具ではなく、グルーガンのようなもので接着してある。しかし、外から見たかぎりではまったく気がつかないだろう。