フィールドブック 学習する組織「5つの能力」 企業変革をチームで進める最強ツール
- 作者: ピーター・センゲ,柴田昌治,スコラ・コンサルタント,牧野元三
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2003/09/19
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
『最強組織の法則』の応用編。『最強組織の法則』を読んでも、なんだか狐につままれたような気持ちがする人のために、もうちょっと具体的に話してみましょうか、という感じの本になっている。それでもなお、「本当にこれでいいの?」という気はする。たとえばコミュニティを作るテクニック(下のリストの一番下)。全人格的な参加とか、お祭りやお祝いをして楽しむこと。これはワークショップの指向性と完全に一致している。受け入れられる人とそうでない人がはっきりと分かれそうだ。
- 学習する組織の3つの基本理念
- 全体の最優先
- 自己のコミュニティ的性質
- 言語の生成力
- 素朴実在論を採らず、
- 自分の経験を新しく解釈し直すための力としての言語
- 地図と現場を混同しない
- 学習の輪
- 内省する
- 自分の思考と行動を客観視すること
- メンタルモデル
- つなぐ
- 行動のためのアイデアや可能性を生み出し、整理し直して新しい選択肢を作る
- システム思考
- 決定する
- 行動する
- 内省する
- システム思考の実践のポイント
- 全員が一緒に全体を見る
- 原因と結果は近接しているとは限らない
- 最も安易な出口はまた元に戻る
- 行動は改善される前に一度悪化する
- チーム学習を行う前に
- ノーを言う権利
- チーム学習を行う理由を設ける
- ファシリテーターの必要
- 対話のルール
- コミュニティを作るテクニック
- 具体的な仕事に焦点を当てる
- 単純さを旨とする
- 行動する アクションラーニング
- 捲き芝を見つけて育てる
- 貢献を認め、感謝する
- 全人格的な参加を促す演出をする
- お祭りやお祝いをする 楽しむために