KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

清掃業者の外注化とサービス

大学のトイレが改装された。ぴかぴかである。和式と洋式がひとつずつあり、かなり広い。しかも洋式は暖房便座だ。毎日気持ちよく使っている。たかがトイレかもしれないが、これだけで気持ちに余裕が出てくる。とすれば、コストパフォーマンスはすごく高いのではないか。

気がついたのは、トイレットペーパーがホテルのように三角折りになっていることだ。 教員や学生がそんな酔狂なことをするはずがない。ということは、掃除をしている業者がそうしているのだろう。

そういえば、この春から清掃業者が変わった。今までは、おじいちゃんが掃除していたのだが、緑とグレーのツートンの制服を着た若い人になった。外注化ということなのだろう。おじいちゃんはリストラされたということか。その是非はともかく、掃除の仕方が良くなったことは確かだ。

ところで、学部の端末室が刷新された。今までは、マックだったのが、ウインドウズ機が並ぶようになった。時代の流れで仕方ない。OSはWindows 2000IBMの本体と17インチの液晶ディスプレイ。使ってみた感じは悪くない。たとえば、後ろにあるウインドウでも、カーソルを持っていけばスクロールできるところなど、MacOSでもまねて欲しかったりする機能だ。

ところが、このぴかぴかの端末室が、授業以外ではまだ鍵がかかっているのだ。なんでも、窓の防犯工事ができていないために、盗難のおそれがあるからだそうだ。それで、学生からもブーイングが出ている。

いっそのこと端末室の管理も外注にしてしまえば、と思う。大学で働いている人々はまだサービスとはどういうことかについて、身にしみてわかっていない。鍵のかかった端末室なんて。