KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

パセージ:アドラー心理学に基づく子育て教室

妻が「パセージ」という、アドラー心理学に基づく子育て教室に参加している。今日はその最終回だった。このコース、本当は私自身が行きたかったのだが、夫婦とも参加してしまうと、ふたりの子供の面倒を見る人がいなくなってしまうので、妻が先に参加することになったものだ。

妻の持っているテキストを読んだだけでも、いいことがたくさん書いてある。しかし、これを日々実践することが難しいんだよなあ。まあ、どんなことでも、本に書いてあることと日々の実践との間には、大きな溝があるのかもしれない。

パセージを受講すれば、子供との関係はもとより、夫婦間の関係もすてきに良くなることを確信する。ただし、それがきちんと実践できれば、である。

パセージの最終回に出かけようとする直前に、夫婦喧嘩をしてしまった。やれやれだ。

きっかけは、私がふたりの子供を自転車に乗せて散歩に連れていったこと。近くを一周して戻ってくるまではよかった。しかし、そのあと、私はそのまま、畑の水やりを始めた。子供もいっしょに畑に入って泥だらけに。その間、講習会に出かける準備をしていた妻は、洗濯物が増えたことに激怒。しかも、以前から「泥遊びをするときは、この服とこの靴で」と言っていたのに、私がそれを守らなかったことに怒る。まあ、私が悪いのだが。

……しばらくの間、二人で激しくののしり合う。(子供はあっけにとられている)

二人とも言い争いに疲れて、喧嘩は終わった。それにもう教室に出かけなくてはならない時刻だ。

ふと、私が一言。

「あ、でも、これで、今日の教室で、ひとつ話題が出せるね」