KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ミニコースを組み合わせて取る

今日で後期の授業はすべてでそろった。

後期は、教養が3科目(言語表現、こころの科学、エスペラント)、専門が3科目(認知科学概論、認知科学演習、情報処理演習1)、それに、卒論ゼミ、大学院ゼミ、基礎ゼミ(1,2年生対象)が加わるから、合計9コマ。これは多い方だろうな。もっとも、「こころの科学」と「エスペラント」は、自分で志願してやっているから自業自得な面はある。自分で志願してやる授業には妙に力が入ったりするので、不思議だ。

「情報処理演習1」という1年生対象の科目では、ホームページの作り方として、HTML言語とスタイルシートをカバーする。でも聞いてみると、1年生でも自分のページを持っていて、ばりばりと書いている人がけっこういたりする。そういう人たちには、最初の部分はとばして、いきなりCGIプログラムの作り方なんかを勉強するのがいいのだろうなと思う。

すでに大学に入ってくる段階で、コンピュータを使うスキルは学生によって格差ができている。そうした状況では、各人が自分のレベルとニーズに応じた授業内容を取れるようにするのがいいのだろう。5週くらいで終わるような完結したミニコースをいくつか作っておき、それぞれの学生が必要に応じて組み合わせて取れるようにすればいい。それぞれのミニコースは回数に応じた単位を割り当てられていて(たとえば5回のコースならば2/3単位というように)、学生は合計2単位以上を取るようにする。