KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

会議を開かなくても運営できる

年度末最後の教授会。

同時に、さまざまな委員会もメンバー交代となる。私が2年間やってきた学部広報委員長も終了になる。学部のホームページを立ち上げたり、学部内メーリングリストを作ったり、実質的な仕事ができたのはよかったと思っている。ホームページもメーリングリストも、やってみれば当たり前のことだけれども、当たり前のことだからこそやらなきゃいけないんだ。そういうこと。

学部のメーリングリストも今でこそ、ばんばん情報が流れるようになっているが、じゃあそれができる前はどうだったんだろう。そんなんでよくやっていたな、という感じがする。

ところで、富山大、医薬大、高岡短大の統合基本方針が、やっとのことで合意されたようだ。問題だったのは「全教員に対して任期制を導入する」という一点で、富山大学では反対が多かったのだ。経済学部では、教授会で反対決議をしたくらい。だから、今回の3学長合意もまた学長の独断専行と非難されるに違いない。

学長は、小泉首相にならって、「学長メールマガジン」を発行すべきだろう。任期制導入に反対する人たちに向かって、「それは認識が甘いんじゃないの」とメルマガに書いたらいい。そうしたら猛反発が来るだろうが、それもメルマガで公開したらいい。読者がどちらがとるべき道かを判断してあげよう。自分たちのことなのだから。そういうぶつかり合いから、新しい大学への道が開けると思う。

そういえば、学部広報委員会は、この1年間、一度も会議を開かなかった。私は、会議を開くのが嫌いなんだ。だから、委員長を頼まれたときに、「委員長を引き受けてもいいけど、会議は開かないよ」と宣言したんだ。そして、そのとおりに、話題にすべきことはすべて委員会のメーリングリストで決めてきた。それで十分運営できるということ。