今日から授業。
今日の授業は「コンピュータシステム入門」というタイトルで、unixを学ぶものだ。学習対象であるunixは、ワークステーションではなくてiBookかPowerBookに乗っているOS Xを使う。無線LANを設置した教室に受講生がiBookを抱えてやってきて、実習形式で学んでいくわけだ。
Windowsマシンをすでに持っている人にとってはiBookを買うのは、ちょっと厳しい出費かもしれないが、きっとこのスキルは役に立つことだろう（と信じていこう）。
大福帳には「いままでWindowsばかりだったけど、初めてMacを使ってみたら、けっこうかっこいいかもしれないです」という感想もあった。そう、けっこうかっこいいのですよ。
12インチのiBookやPowerBookに混じって、15インチのPowerBookを持ってきている受講生もいた。「15インチ、買ったんだ？」と聞いてみると、「いえ、お父さんのを借りてきた」と。iBookの入荷が遅れているようだ。
教室の全員がマックを使っていることにふと気づいて、何となく感慨深いものがある。普段マイノリティの扱いに慣れてしまっているせいなのかもしれない。エスペラントの世界大会で参加者全員がエスペラントで話しているのを見て感じる感慨深さに似ている。ちょっと夢の世界に近づいたような錯覚。もちろん現実はそうではないことを知っていて。
