KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ロシアのベランメエ調

ワセオケのコンサートに行ってきた。会場は新宿文化センターという、新宿駅からはかなり歩いたところにあるホールだ。パイプオルガンもあるホールだ。曲のメインは、ブラームスのバイオリン協奏曲と、チャイコフスキーのピアノ協奏曲1番。

ピアノはボリス・ペトルシャンスキーという知らない人だったのだが、やられたよ。すごいね。チャイコフスキーのピアノ協奏曲がまったく新しく聞こえた。たとえて言えば、ロシアのベランメエ調って感じ(?)。

まったく予期できないところで、力を抜き、予期できないところで思い切り叩く。えっ、ここでというところで、間を入れ、休んでいるときには一生懸命メガネを拭く。キース・ジャレット並に声を出す。しかし、すごいテクニックで、音をうねらせる。たとえて言えば、酔拳って感じ(?)。

アンコールは、ストラビンスキーのペトルーシュカから(もちろんピアノ版)。これもすごかった。圧巻。このあとソロのコンサートを開くそうだから、その予告編みたいなものか。もう一曲のアンコールは、聞いたことはあるが曲名が思い出せない。たぶんプロコフィエフ

今回は自由席だったので、前から3列目に陣取った。前回は、後ろの席だったので知り合いの学生がよく見えなかったから。今回は、トロンボーンのTさん、ばっちり見えました。それから、クラリネットのMくんも。トイレではEくんにも会っちゃった。