KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

授業とテクノロジーの合体

Yahoo!コンピュータニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040723-00000092-myc-sci

iPodを学生に配布して、オーディオブックや講義の録音を流通させる。また、外国語のヒアリング教材や、実地インタビューのためのボイスレコーダなどにも使う。

授業とテクノロジーの合体として注目できる。テクノロジー自体がiPodのように使いやすいアーチファクトであること。講義録の流通もそろそろ機が熟してきた(それを流通させる環境が整ってきた)。

ノースカロライナ州にあるデューク大学は、今秋に入学する新入生1,650人に無料でAppleのHDD音楽プレーヤー「iPod」を配布する。

同大では、iTunes Music Storeをモデルとしたウエブサイトを開設し、各種資料、情報、オーディオブック、講義の録音などを、ワンクリックで学生が取得できるようにする。

講義にも積極的にiPodを取り入れる計画で、外国語のクラスではヒアリング用の教材としてオーディオファイルを配布。第4世代モデルに追加されたオーディオブックの再生速度調節機能の利用も検討している。また、都会の水問題の研究で、実地インタビューの実施・分析を課題とするなど、ボイスレコーダー機能も活用される。これらiPodを使用するクラスを新入生以外が受講する場合は、大学がiPodを無料で貸し出すそうだ。

情報を扱うには大きなカラースクリーンを備えたPDAの方が優れているように思えるが、学生に常に持ち歩いてもらい、頻繁にPCと接続させるには、音楽プレーヤーのiPodの方が適しているという。