- id:kogo:19991109より
ICCE99でのG. Fischerの講演を自分なりにまとめておこう。
彼はこれからの教育の変化を次のようにリストアップしてみせた:
- means => ends 方法から目的へ
- medium => content メディアから内容へ
- computers => task, services コンピュータから課題・サービスへ
- specialist => everyday life 専門家から日常生活へ
- learning about computer => learning with computer コンピュータについて学ぶ から コンピュータで学ぶ へ
これまでのところ「教育が技術の関数によって決められている」
- Education = f(Technology)
しかし、これからは「教育(からの要請)によってメディアや技術が決められていく」
- Media, Technology = f(Education)
ということになっていくだろうと予測している。
id:kogo:20040927で「ITが偶然そこにあるというほど人間中心主義じゃない」といったのは、上に引用したことにかなり関係があるかな。テクノロジーは教育のニーズによって決められていくといいますが、それほど単純じゃない。ケータイを教室で使ってみたら、こんなことができました、なんていうけど、何かおかしいと思いますね。このおかしさがうまく説明できないんだけど。