- 作者: 平井雷太
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
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「すくーるらくだ」でのセルフラーニング方式の哲学と具体的なやり方を紹介した本です。自己決定学習(http://d.hatena.ne.jp/kogo/20050218/p1)にも深く関わった実践ですので、非常に示唆に富んでいます。
- セルフラーニング
- 自分の学ぶものは自分で決める
- できる・できないを考えず、とりあえずやってみる
- 目的を持たずに、ただやり続ける
- わからないことがあったら、答えを見て自分で考え、それでもわからなければ聞く
- 「らくだ学習記録表」:プリント番号、かかった時間、ミス数
- 時間を計るのは同じプリントにチャレンジする機会を提供するため
- 「教師を教えることから開放する教育」:教えれば子どもが賢くなるわけではない。子どもが自分で学ぶから賢くなる。
- 基礎学力なんかではなく、「どんなことでもやればできる」という体験こそが大切
- 自分でわかったという感覚をつけるためには、ほめない・評価しないということ。→内発的動機づけが育つ
- 「評価しない・目標を持たない・疑似空間を作らない」
- 指摘して気づかせる=旧標準の教育
- 自ら気づく=新標準の教育
- 陰山メソッド=ストップウォッチを作って競争させる
- らくだ式=計算「を使って」自ら学ぶ力をつける