KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

NHK学園高校のeラーニング実践

現在、5500人の生徒が学習している。2003年度からeラーニングを開始。2004年度は500人超がeラーニング受講を選択している。基本的には単元学習をしたあと、小テスト(自動採点)を受けたり、質問をしたりして、まとまった単元を終えて、「評価依頼」で教員から個別のコメントをもらう

しかし、従来の郵便による通信添削を50点としたときの、eラーニングによる満足度平均は50.9点で、大差はない。50点以上・以下をつけた生徒の人数をカウントすると、むしろ従来型を好む人数の方が多い。とはいえ、生徒には「辛いけど、eラーニングを続けたい」という傾向があるようだ。

(私のコメント)おそらくeラーニングによるほうが、従来型よりも「たくさん勉強している」。その努力が満足度に反映されていないような気がする。それは何が原因なのか。