- 作者: 大橋悦夫,佐々木正悟
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2007/01/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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仕事を効率よく片付けていくためのハックス。時々、裏付けとなる心理学理論が解説されているので、なるほどと読めます。私には、次のようなところが参考になりました。
- 手強い仕事は「5分だけやってみる」というルールで手をつけてみると良い。
- タスクリストにいつまでも残っている仕事は「やり終えた」ことにしてしまう。認知的不協和理論によってタスクをやらずにはいられないだろう。
- はじめから本当はやらないつもりのタスクは、リストに絶対に書き入れないこと。リストの目的は、処理すべきタスクを把握することにあるのだから。
- 1つの仕事を終えたら、疲れていなくてもいったん席を離れる。それでいろいろなアイデアが浮かぶことがある。
- メールを読み書きする時間は決めておく。五月雨式に見ない。仕事が中断するから。
- 仕上げる仕事を、仕上げるための準備の仕事に切り崩す。
とりわけ、メールを読み書きする時間を限定するというのはなるほどと思いました。どんなに忙しくてもメールが届けば読みに行くという人が55%もいるという調査があるそうです。メールを読みに行くたびに仕事が中断されるので、効率が落ちます。やはり、メールを読むのは自分へのご褒美に限定して使うべきですね。
姉妹版として次の本もあります。