2023年6月2日(金)
授業の中ではいろいろなワークをやっている。知識伝達のためのレクチャーは授業の軸になる。さらに、それを材料としたワーク活動が重要だ。学習者はその活動の中で、知識を自分のものにすることができるからだ。話を聴くだけでは、ほとんど何も残らない。
そのワーク活動ではさまざまな方法があり、そうしたものをまとめた書籍もある。私の場合は、伝えようとする知識(コンテンツ)がどのようなものであっても、その中に埋め込んで使えるようなワークの方法(メソッド)は何かということに関心がある。
しかも、そのワークの方法は、授業が終わったあとも生涯にわたって利用できるようなスキルとして使えるものであってほしい。そう考えると、デジタル・リテラシー、統計リテラシー、読み書きリテラシー以外に以下のようなスキルのリストが考えられるだろう。
実際に授業でやっているのは、1番目の思考の技術だけだが、いずれその範囲を広げていきたいと思っている。
・思考の技術
・KJ法
・マインドマップ
・マンダラート
・三角ロジック
・感情の技術
・注意の制御
・関心の制御
・マインドフルネス
・価値観・信念の作り方
・その脱却
・創造性の育て方
・AIに考えさせて、「それじゃない」ことを考える
・自分の知り方
・早期回想
・劣等感とその補償
・ライフスタイル
・パーソナル・ストレングス
・他者の知り方
・コミュニケーション
・会話の技術