ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 新書
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若者へのエール的な本。インターネットによってみんなが高速道路をフリーで使えるようになったけれども、ある程度までは行けるものの、その先は大渋滞になると。そこで取り得る道は二つあって、一つは、懸命に努力して高速道路をそのまま進むこと。もう一つは高速道路を降りて、自分の好きなけもの道を進むことだという。
- たとえば日本の研究者や大学教授で、ブログを書き、自分の論文や著作の背景にある発想や思考過程をネット上で公開し、リアルな授業を録画・録音して不特定多数に向けて発信しようとしている人はほとんどいない。
- ウィキペディアの創始者ジミー・ウェールズは、ことあるごとに「基本的には人を信じること、人は正しいことをするものなのだという信頼がなければ、ウィキペディアのような共同モデルは成り立たない」と述べている。
- 会社は自分が「好きなこと」を「やりたいように続けていく」ための枠組みであって、それ以上でも以下でもない。
- Only the Paranoid Survive
- ネットは知恵を預けると利子をつけて返す銀行