KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

スタンフォード白熱教室を観る

NHK教育スタンフォード白熱教室*1を観る.初回を見逃したので第2回から.いいですね.これはやりたい.サンデル教授のは,まず名前が覚えられないので挫折するだろうけど,これはやりたい.来年度は,授業改訂する予定なので,こんな授業をイメージしたい.

まずはアイスブレークから.みんなで輪になって,1人ずつ順番にジェスチャー付で「○○な誰々」と自己紹介して,そのあとみんなで同じようにジェスチャー付でリピート.楽しい雰囲気作り.

学生は40人くらいかな.先生に2人のTAがついている.まずは準備として,「この教室の問題点を探して」という課題.2人ペアで5分間.ドラが置いてあったので,これを使うのねと思ったら,その通りドラで終了の合図.こういうの好きだよね.

本題の「名札の問題点」に入る.「教室の問題点」とのつながりが不明だが,まあいいか.基本的にはペアワーク.時間は,5分や10分で切っている.7分というのもあったな.全体として学生がアクティブ.ペアワークも活発.

相手のためにマインドマップを描いてブレーンストーミング.ありきたりのもので満足しないことと制約をつける.これは1人でマインドマップを描かせる.

名札の試作品を作る.10分間.材料,道具は用意してある.作って,実物を見せながらプレゼンをする.ここではペアではなく4人くらいでやっているグループもあった.試作品は,さっと作る.時間をかけない.思い入れを強くしない.顧客に見せて不満なら違うのを作ればいい,と.

ここでスライド.「共感→定義→考察→試作→検証」のサイクルをやってきたと,まとめたあとで,質問,コメント,補足をどうぞと.この振り返りの時間がけっこうたっぷりある.発言も切れることなく出てくる.スタンフォードだ.発言に対する反応は割とさらりと.教員ものってきて,切り札のエピソードを出してきたりする.

こういう実習授業をやりたいね.