U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術
- 作者: C オットーシャーマー,C Otto Scharmer,中土井僚,由佐美加子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/11/16
- メディア: 単行本
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途中まで読むのが難航していたけれども,
- 自己執着←「私の中の私」・「それの中の私」・「あなたの中の私」・「今の中の私」→共同体感覚
の4つのレベルが,
- ミクロ(個人)・メソ(会話)・マクロ(組織)・ムンド(統治)
という4つのフィールドで展開されるのだ,というモデルだということがわかって,それこそわかったような気になった.
- フロー,ダイアログ,コミュニティ,スピリチュアリティ
という流れにピンと来る人には待望の本かも知れない.
しかし,トランスパーソナルを含む,ニューエイジブームを体験した年齢層の人には,甘酸っぱい回顧の感情を誘うものであるかも知れない.
そして,この本を実業に就いている人たちがこぞって読んでいるようだということが不思議に感じられる.でも,それが不思議でも何でもない現象なのだとしたら,それこそ未来は変わるのかな,などと思ってしまったのだった.