KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

グループワークなしの授業設計

サバティカルで自分の授業を離れるという体験は貴重だった.離れてみることで,見えてきたり,思いつくことがある.それで思うことは,2012年度からは自分の授業を完全に変えてみたい,ということだ.たとえば,グループワークを一切やらない,とかね.

グループワークには,自分の考えを明確なコトバにすること,他人の主張に耳を傾けること,共通のゴールに向けて協力すること,などなど多くの効果がある.副産物として,新しい出会いがあったりもする.そして,確かに楽しいのだ.

しかし,こうした目に見えるメリットは,同時に多くの欠点を隠している可能性もある.

それを十分わかった上で,あえてグループワークを禁じ手にして,設計をやり直したい.グループワークでなく,何かに貢献して,それが自分の成長につながるような方法を考え出したい.