昨日のID研で出てきた話題。企業が、外部から研修講師を呼んだり、また、社員を外の研修会に参加させることから、自社で研修講師を育成したり、研修会を開発する傾向に移っている。これを「研修の内製化」と呼ぶ。
内製化を実現するためには、「教え方を教える人」が必要だ。これを「メタ・インストラクター」と呼ぼう。これは「特定の領域に関するインストラクターにインストラクションの方法を教えるインストラクター」のことである。インストラクターのインストラクターだから「メタ・インストラクター」となる。
メタ・インストラクターの養成は、教育工学と教育心理学の応用領域のひとつになるだろう。こうした人をどれくらい持つことができるかが、社会全体の教育力を決めることになるだろう。
