KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

人生のそれぞれの年代で楽しいことがあります

2021年3月24日(水)

こんにちは! 向後です。

こんな質問をいただいています。(質問は署名欄の2番目のリンクから送ることができます)

「余命時計のお話をされていましたが「六十にして耳順がう」といいます。先生は還暦をお迎えになった際どのようにお感じでしたか。また手術をされて人生観など変化はございましたか。ご自身のゼミ生さんたちに伝えたいことなどございますか。また、これから生きていく若者には何が必要だと思われますか。」

質問ありがとうございます。

今年で私は63歳になります。還暦のときの感じはあまり記憶に残っていないですね。「耳順」は他人の意見に素直に耳を傾けられるようになることとあります。その意味では60歳になったからといって急に耳を傾けられるようになったかというと、そうはなっていない気がします。

でも冠動脈ステント手術を受けたのは、やはりインパクトがありました。死を身近に感じることができましたので、それは得難い体験でした。その後、何か行動が変わったということはないのですけれども、自分の心の基本的な構造が変わったような気もします。60歳を過ぎるとその前後の年齢の知人の訃報が入ってくるようになるというのもじわじわ効いているのかもしれません。

ゼミ生や若者に伝えたいことは特にないですね。人生のそれぞれの年代で楽しいことがありますので、それを十分に味わえばいいのではないかと思います。各年代で人生の見え方はとても変わります。それぞれに体験して、味わうべきことがあります。

では、良い一日を!

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向後千春メールマガジン(発行者:向後千春 kogo@waseda.jp)

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