KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【ブログ】JSET研究会@鹿児島と大学院ゼミ合宿:なんで研究会会場ではアイデアが出てくるのか

2022年12月5日(月)

教育工学会研究会@鹿児島女子短大に参加するために鹿児島に行きました。大学院生の合宿を兼ねています。対面による研究会は久しぶりです。

鹿児島の前に福岡に寄りました。森法子さんの福岡のアドラーグループのためのワークショップをするためです。会場は、地下鉄藤崎駅直結の早良市民センターでした。参加者8人の小さな会合でしたので、切実で具体的な話をすることができました。話題は「教える技術とアドラーと」というアバウトなものです。予定の2時間を少し超えました。

このような10人前後の小さな会合の形式が最近はお気に入りです。ひとりひとりの顔が見え、参加者から直接質問やコメントをもらって、話を展開していけるからです。持って来た本(重かった!)もよく売れてうれしかったです。

ワークショップのあとで記念撮影

## なんで研究会会場ではアイデアが出てくるのか

久しぶりの対面研究会でした。今回はZoomによる配信もしています。ただしZoom経由の参加者は質問ができないという仕様になっています。それでも遠方にいる人には助かるでしょう。会場スタッフに聞いてみたら、Zoom参加者は最大で10人程度とのことでしたので、やはりみんな対面参加に飢えているようです。

それにしても、研究会の会場に座っていると、どうして色々なアイデアが浮かんでくるのでしょうか。おそらく、席に固定されているために妄想が膨らむということと、耳からは研究の話がたえまなく流れ込んでくる環境が効いているのでしょう。

今回もこんなアイデアが湧いてきました。

- ショートレポートの添削コメントの研究
- 文章の書き方講座のデザイン
- 1人1台環境での社会情動的スキルの埋め込み

それぞれについてはまた詳しく書いていきたいと思います。それにしても楽しい院ゼミ合宿になりました。

研究会会場で記念撮影/うしろには桜島の絵