2023年11月6日（月）
通学生3年生のゼミは、アンケート調査に向けて、オリジナルの心理尺度を作るところ。けっこうこれは山で、ここで良い質問項目を作れるかどうかが、このあとの因子分析で面白い結果が出るかどうかの分かれ目になる。
たとえば「同調圧力を受けやすい・受けにくい尺度」のような心理尺度を作ろうとして、項目は20個ほど必要なのだが、1人でやっているとアイデアが尽きてしまう。そこで3人のグループを組んでお互いに項目を出し合ってもらう。
ゼミ生の1人がけっこういい項目を出してきたので、聞いてみるとChatGPTに手伝ってもらったという。生成AIを使うということは指示していなかったけれども、こういう使い方はありだな。GPTが出してくる項目は、ちょっと長めで、しかも説明口調なので、見分けがつく。これを自然な口調に改善すれば、いい項目になる。
大学生は自然に生成AIを利用するようになっている。
