KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【本】ラスムッセン『心地よさを求めて: アドラー心理学からみる感情論』(7)

2023年11月19日(日)

完全フリーの日曜日。珍しく家族4人が集まったので、夕食は外でもつ鍋を食べた。来年は下の娘も働き出すので、4人揃うのはさらに回数が減るだろうな。

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ラスムッセン(今井康博訳)『心地よさを求めて: アドラー心理学からみる感情論』(川島書店, 2022)の9章のまとめ。

https://www.amazon.co.jp/dp/4761009454?tag=chiharunosite-22

第9章 抗議と闘いの感情

フラストレーション
・目的:物事の望んでいない状態に対する抗議。
・信念:自分の望み通りに物事は動くべきだ。
・フラストレーションはあるレベルの怒りであるが、素早い反応を伴わない。

怒り
・目的:自分が手に入れるのに相応しいと感じる成果への障害を取り除く。
・信念:自分が欲しいものは手に入れるべきだし、そうしなくてはならない。
・怒りを使う時は必ず相手との関係が損なわれる。
・怒りのオーナーシップ:出来事自体が怒りを引き起こしたわけでなく、自分が怒りを表すことを選んだのである。

憤怒と敵意
・目的:復讐を引き出す。相手を傷つける。
・信念:他人はこちらが欲しいものをよこさなかったツケを払うべきだ。