KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【書く】文字数を決めて書き始めたら、「毎日書く」

2024年1月26日(金)

「論文の書き方」の最終回の原稿は8割方書けた。締切は1月31日なので良いペースだ。

例によって日々書いた文字数を記録している。そこから気づくことは、最初の3分の1はなかなか進まないということだ。一日で100から300字くらいしか進まないこともある。このペースでは間に合わないと焦りの感情が生まれることもある。

しかし、それは見せかけである。書き出しの3分の1のところでは、色々な構想を練って試行錯誤しているので、なかなか文字数がはかどらない。しかし、それでも文章にすることが大事なのだ。書いては消して、また書くということをすることで、頭の中は全体像が整理されていく。それは文字数には現れないけれども、全体としては着実に進んでいる。

中間の3分の1の部分になると文字数が進むようになる。一日1000字を超えることも普通になる。これは書くべきことが明確になったからだ。迷いなく書き進むことができるので、文字数がはかどるのだ。

最後の3分の1の部分では、また文字数の進みが渋ってくる。それはこれまで書いた部分を読み返して調整すると同時に、全体の終結に向けて考える時間が長くなるからである。でも大丈夫。いずれまとまることがすぐ目の前に見えている。

大切なことは、文字数を決めて書き始めたら、「毎日書く」ということだ。そうすればいずれ終わる。