KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【テニス】「あといくつ挑戦をして失敗できるかを数える」

2024年1月31日(水)

すべてのスポーツは多かれ少なかれメンタル的なものが大きいと思う。その中でもテニスは特にメンタルが勝負に現れやすい。ミスをしてラケットを破壊する選手や、観客のざわめきに神経質になる選手も多い。そしてその気持ちは草テニスをしている私にもよくわかる。

テニスはエースで決まるポイントよりもミスで決まるポイントの方が多いスポーツだ。ミスをして少しでも弱気になると、それがサーブに影響したり、ストロークで強く振れなくなってしまったりする。それでどんどん自滅してしまうパターンが多い。だからメンタルな要因が大きい。

しかし、メンタルを強く保つ方法について、私は今日すごく大きな発見をした。それは「あといくつ挑戦をして失敗できるかを数える」ことである。

テニスの試合は4つのポイントを獲得することでゲームを積み上げていく形式である(3-3でジュースの場合は2ポイント差がつくまでやる)。0-0で始まるときは「あと4つ取ればこのゲームを獲得できる」と考えるのではなく、「あと4つ失敗できる」と考える。そうすると、常に強気で挑戦できる。

0-3で圧倒的に不利になったときでも「あと1つ失敗できる」と考える。そうすれば簡単に諦めることはない。なぜならあと1つ失敗できるので、そのチャンスを使って挑戦しようするからだ。たとえそれが失敗に終わっても、諦めてゲームを奪われるよりも全然いい。その気持ちを次のゲームにつなげることができるからだ。

今日のゲームは、このことを発見して、最後まであきらめずに挑戦することができた。