KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

大学のじり貧

今日は良い天気だったけれども、先日降った雨のために、テニスコートにはまだ水たまりが残った。

まったく、今どきこんなに水はけの悪いクレーコートはめったにない。夏休みのゼミ合宿で使った公営のテニスコートはものすごく水はけがよくて、小雨が降ったり止んだりの天気であったにもかかわらず、雨さえ止めば、見る見るうちに水がなくなって、すぐに使える状態になった。

それに比べてこのコートは……。ラインテープの部分は土で盛り上がっていて、オンラインのボールは必ずイレギュラーバウンドする。情けない。こういうのを見ると、大学そのものが「劣化」している象徴のように見えてくる。

たとえば、ネットワーク。昔は大学のネットワークといえば、快適そのものであったし、ケーブルやブロードバンドもなかったから、天国のようなものであった。しかし、今や大学のネットワークは混雑し、重たくなっていて、外のプロバイダの方がよっぽど快適なのだ。しばしば停電はするし、機械の入れ替えで、ネットワークはよく止まる。しかし、なにぶんタダだから文句もいえない(本当は血税が投入されている)。こうして、どんどん追い越されていっているのだろうな。「じり貧」にならなきゃいいけど。

そんなことを考えていたら、朗報があった。テニスコートが新しくオムニコートになるそうだ。もう水たまりや、イレギュラーバウンドに悩まされなくてすむのだ。 久しぶりにいい話。ってこんなことで喜べる自分がちょっと情けない。