KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

この冬まだ風邪をひいていない

 毎年、冬には少なくとも一回は風邪をひいてきた。しかし、今年はまだ風邪をひいていない。これは非常に珍しい、というか、もしこのまま風邪をひかずにひと冬を越したとすれば、生まれて初めてくらいのすごいことかもしれない。体力が弱ると必ず唇の端のほうにぷつぷつとヘルペスが出てくるのだが、これもこの冬は出ていない。この類のヘルペスというのは一生直らないと聞いたことがある。しかし、体力が弱ったときにきちんとシグナルとして出てくれるので、ヘルペス自体はひどく不快であっても、無理をしないように気をつけるので大事に至らないという御利益がある。

 なぜ風邪をひいていないのか。インフルエンザの接種をしたせいか。赤ちゃんがいるので風邪を家族にうつすわけにはいかないという緊張感があるせいか。うがい、手洗いをしているせいか。平日はほとんど毎日昼休みの1時間、バドミントンをして汗を流しているせいか。東京出張がなく、人混みに出ていないせいか。睡眠時間がやたら長いせいか。根を詰めて仕事をしていないせいか。とにかく風邪をひいていない。

 テレビの「特命リサーチ」は呆けをテーマとして、その中できんさんが取り上げられていた。彼女が亡くなられたとき、マスコミの取材がその死の一因ではないか、というような意見を読んだ。しかし、マスコミの取材やその他の仕事が舞い込んできたがために呆けの一歩手前であったきんさんが活力を取り戻したということは、ずいぶん前のAERAの記事が明らかにしていたはず。それと同じ内容を「特命リサーチ」でより精密に検証していた。

 足腰の運動が第二の心臓(血液を心臓に戻すという働き)を強め、それが脳の活性化に役立つということは勉強になった。散歩やジョギングはだてではないということだ。散歩もジョギングもしない私だが、バドミントンをやっているために足はかなり強くなったような気がする(それと右腕も)。バドミントンは実によく走り回るスポーツだ。