KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

繊細な第1子、屈託ない第2子

次女「みりな」の一歳の誕生日。まだ歩きはしないのだが、立てるようになって、急激にその活動範囲を広げている。たくましい子になりそうだ。

自分で体験してみると、第1子と第2子ではその育てられ方に明らかに差があると思う。初めての子育てである第1子はおっかなびっくり育てられるので、繊細で神経質なところがある。一方、第2子は、かなりいい加減に育てられるので図太くなるような気がする。そうではありませんか?

たとえばお風呂の入れ方ひとつとってみても、第1子では慣れなくてどきどきして緊張していたのに、第2子になるともうかなりいい加減、というか安心してやっているところがある。これは明らかな違いだし、その扱い方の違いが子どもに与える影響というのはかなり大きいと思う。

両親と子どもの相性というのもありそうだ。第1子である私は、どちらかというと長女をひいきにする。一方、第2子である妻は、どちらかというと次女をひいきにする。ような気がする。もちろんどちらもかわいいんだけれどね。あくまでもどちらかで考えた場合、そうなる。

第1子であり繊細でもある(本当に!)私は、第1子の繊細さがよく感じ取れるのだ。おそらくそれは第2子である妻には、問題にならないところなのだろうと思う。そして第2子である妻は、第2子の屈託のなさが好ましく思われるように見える。逆に、第1子である私はその屈託のなさがちょっと気に入らない、というかうらやましいのである。

子どもが二人いると、子供の存在がかなり相対化するような気がする。子どもが一人だけの場合は、それを中心の軸として家族が回っていくけれども、二人以上いると、中心の軸が複数あることになり、回転がほどよくブレてくれるような感じがする。別に二人以上子どもを作るのがいいと主張するものではない(うちもたまたまそうなっただけだ)けれども、一人っ子の場合と、二人以上の場合では家族の様相がかなり違うのは明らかだろう。