KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

それに比べればOSの違いなんてささいなこと

東京に来ている。

今回はバイオノートQRを持ってきた。黒いパイプ椅子デザインのやつだ。わざわざ持ってきたのは、出先であれば、暇な時間に使うだろうということから。このご時世なので、ウィンドウズにも慣れておくべし。「ウィンドウズとマック、どちらもできます」といえば、何かアピールするところがあるよ、とゼミ生にも言っていることでもある。

ウィンドウズの感触は、軽自動車的な機動力だね。マックOSは、全体として一貫性のあるように優雅にデザインされている。それに対してウィンドウズはとにかく便利なものは何でもつけてしまえ、という思想のようだ。そのために、最初のうちはなんだかガチャガチャしているという印象を受ける。しかし、これも慣れによって解消する。

しかし、いつまでも慣れないのは、日本語フォントの汚さ、よみにくさだ。特に、ウィンドウズからマックに移ったときにそれを感じる。なんで、ウィンドウズのフォントはあんなにガチャガチャしていて読みにくいんだろうか。それともデフォルトではないフォントでもっときれいなものがあるのだろうか。

覚悟していたとはいえ、やはりQRは重い。3kgある。肩にずしりとくる。こうなってくると、軽いバイオノートを買おうかな、などと気持ちが動きかけてくる。

しかし、PowerBook G4が出た現在、ちょっと迷うなあ。ジョブズが、なまじっかG4ノートをバイオ505と比べたばかりに、かえって505の方に関心が移ってしまう。VAIO PCG Z505V/BPが約20万円。G4ノートが約30万円。とすれば、やはりバイオかなあ、などと「死ぬまでマック派」にはあるまじき言動をしてみたりする。

それからもうひとつ、バイオのキーボードの右シフトキーが小さいのが弱点。ついカーソルキーにさわってしまう。フォントとキーボードのデザインには、マックに一日の長がある。ささいな点のように見えるが、一番クリティカルなところだったりする。それに比べればOSの違いなんてたいしたことはないのかもしれない。