KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

どこかでミスが起こる

明日は入学試験の後期日程。試験監督が当たっている。

入試ミスということに敏感になっているせいか、やたらにその手のニュースが目に付く。選択肢に正解がないというような出題のミス、得点を2倍にすべきところをそのままにしてしまったというような計算のミス、得点の転記を間違えたというような事務処理上のミス。いや、実にたくさんのミスが起こっている。

よく考えれば、これだけたくさんの大学があって、さまざまな学部があって、その中に複数のコースや専攻があって、それがそれぞれに独自の入試問題を出したり、傾斜配点をしていて、さらには、前期日程、後期日程、推薦入試、AO入試をやっているわけだ。しかもそれを担当しているのが、必ずしも正確な処理が得意とはいえない教員なわけだ。これならどこかでミスが起こるわけだよな。

入試を簡素化しなくてはだめだろう。あるいは全廃してしまうか。確定申告のような複雑な処理と計算を要求していては、そのうち入試は破綻するだろう。いや、もうしているような気がする。