奈良教育大学で開かれた、教育工学会研究会に行ってきました。その中で、イギリスから来てプレゼンされた、Sheffield Collegeの「ヒップホップで詩学を学ぶ」という発表が面白かったのでちょっと紹介。
イギリスでは義務教育の修了として、16歳のときにGCSE(General Certificate of Secondary Education)という試験を受けるのだそうですが、その必須科目の中の英語、とりわけ英語の詩が難しいとのこと。特にリズムや韻がみんな嫌いだと。
そこでSheffield Collegeでは、Eminemなどヒップホップを導入の話題として、オンライン教材を開発。それによってGCSEの合格率を上げるという成果を出している。ヒップホップにもリズムと韻があるので、それを古典詩と比較したりして、学習の動機づけを高めているそうです。
教材作りのヒントになりそうです。