- 作者: 中西紹一,松田朋春,紫牟田伸子,宮脇靖典
- 出版社/メーカー: 宣伝会議
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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自然淘汰説に対立する「木村学説」(有利でも不利でもない中立的な遺伝子変異の蓄積が、偶然的な機会にマッチしたときに生き残ってゆく)にワークショップをなぞらえて、「中立変異」の生成こそがワークショップの特質だと主張する。
- ポストペットの企画書は、「自分が欲しいからみんなも欲しいだろう」というスタンスで書かれていた。マーケットへの言及は皆無だった。
- ピクニックは本来社交の場であり、ホストとゲストのない平等な集会。対して、キャンプは軍隊の行動スタイルが基盤になっており、労働とその役割分担を通じて仲間意思を共有しようとする。ワークショップはピクニックに似ている。
- 討議と実際に身体を動かすことのバランス。知識の共有と経験の共有のバランス。新しいものを創造する目的と、既存のものを改良する目的。
- ワークショップのドキュメンテーションとして、言語的なものとともに非言語的なものも重要。経験の共有という意味で。
- ワークショップというのは、昼間にアルコール抜きで飲み会の雰囲気を創ること。