KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

堀公俊さんのファシリテーショングラフィック

ファシリテーションフォーラム2010(その2)

午後のセッションは,堀公俊さんのファシリテーショングラフィック. 『ファシリテーション・グラフィック』(http://www.amazon.co.jp/dp/4532312884/)は読んでいたけど,ご本人のワークなので,興味津々.

「傾聴と簡単に言うけれども,それを書いてあげること. そうすると議論が盛り上がる. それがファシリテーショングラフィックの意味. だから,一家に一台ホワイトボード!」

自分の家族のことを話題に挙げながら,軽快に進めていく.

ペアワークで「自分のちょっと困ったことを話してみて」. 相手はA3の紙に書いていく. 5分語り,3分振り返り.交代でもう一回. 絵で描くのか,文章で書くのかは,相手を見て決める. スピードが大切.相手を待たせてはいけない.

次のワーク.フレームを決めると話が進みやすい.

  • KPTフレーム(Keep, Problem, Try).
  • 締切から逆算する,タイムマシンフレーム.
  • 解決指向フレーム
    • 「どうありたいか→今何をしているか→さらに何ができるか→明日から何をするか」.
    • 「何があった?(事実)→どう思った?(反応)→大切なことは?(価値)→で,どうする?(行動)」

ただ,「傾聴しよう」というのでなく,描いて,それを共有することで,対話プロセスを進めていくこと.

ワクワク会議

ワクワク会議