「これから卒論を始める後輩へのメッセージ」(http://d.hatena.ne.jp/kogo/20110222/p1)を卒業生に書いてもらっていたが,このたび編集が完了した.全8ページの小冊子だけれども,新しいゼミ生には参考になる指針が詰まっている.ゼミ生以外の人でも,読みたい人には読んでもらいたいところだけれども,内輪話もあるので,そのエッセンスだけ抜き書きしてみる.
・やっぱり私のメールは短くて,それが恐れられているみたい.私のメールポリシーは「長くても3行以内」なので,怖がることはないですよ〜.むしろ短い方がOK.長く書くときは,何かが間違っているんだと思ってくれていい.
・スケジュール管理が厳しい.2週間ごとに締切があって,指定されたものを書いて提出しなくてはならない.そういう意味では,ゼミというよりもコースワークに近いね.でも,こうしなければ,ずるずると先延ばししてしまうことをよく知っている.
・ゼミ生同士でつぶやける場所があると救われる.ハードワークなので,つらいときも,苦しいときもある.それを吐き出し,分かち合える場所があると救われる.
・同期生同士で読み合い,添削し合うことで,自分の学びにもなる.たとえ研究テーマが大きく違っていても,同期の論文を読むことで,内容,方法を含めて様々なことを学ぶことになる.それは結果として自分の研究のための報酬として返ってくる.