2020年9月18日(金)
こんにちは。向後です。
今日はこの本をごく簡単に紹介して、インスパイアされたことを書きます。
・山口周『独学の技法』(ダイヤモンド社, 2020)
いま独学が必要な理由として次の4点を挙げています。
1. 知識の不良資産化:学校で学んだ知識がすぐに時代遅れになる
2. 産業蒸発の時代:イノベーションによって今の仕組みが破壊される
3. 人生三毛作:企業や事業の旬の期間は10年程度
4. クロスオーバー人材:2つの領域を横断・結合できるΠ(パイ)型人材
「学び直し」と言われなくても、これからは学び続けることが必要な時代です。
人生百年時代ですからね。
三毛作するためには学ばなくては。
仕事をリタイアしたあとの時間も長い。
新しく何かを学ぶってすごく楽しいことだと思うんですよ。
小学校時代に、新しい教科書をもらうと、めちゃうれしかったのを覚えています。
でもなぜか、それ以降は勉強がつらいものとして条件づけられてしまう。
その条件づけから抜け出しましょう。
新しく何かを学ぶって楽しいんだという感覚を取り戻しましょう。
そのためにこの本はすごく参考になると思います。
この本からワンポイント挙げてと言われたら、
「ジャンルからではなく、テーマから学んでいこう」ということを挙げます。
ジャンルというのは既存の学問領域のことで、心理学とか経済学とかです。
ここから入ると、どうしても「辛い勉強」になってします。
そうではなく、たとえば「どうすれば幸福に生きられるか」というテーマから
スタートしようということです。
テーマからスタートするとジャンルを超えて、いろいろなことがつながります。
知識がつながることが面白いし、発見になるのですね。
では、良い週末を!
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