2021年1月4日（月）
ハローマンデー！ 向後です。
先日こんなツイートを見ました（12月26日）。
>>
うちの研究室は文章を書くことを重視していて，毎週学生数名が研究進捗報告をする場では，スライドは不可で，title, abstract, introduction, method, results & discussion, conclusionのような論文形式で一通り揃ったレポートを準備してもらっている．事前に先輩が後輩のレポートを添削する．
<<
https://twitter.com/Dr_Kano/status/1342838782563819521
そういえば、Amazonでは社内会議ではスライドの使用を禁止していると聞いたことがあります。スライドではなく文章で資料を作るそうです。その理由は、スライドが「わかりやすすぎる」ため、ロジックの抜け落ちなどが見逃されてしまうからです。もうひとつはスライド（特に見栄えのする）を作るのに時間がかかることです。
これは心当たりがあります。スライドで説明されているときは、なかなかいいじゃないかと思っていた研究が、最後にはいろいろと抜け漏れが多くなってしまうということがあります。それは最初の研究計画の段階の詰めが甘かったからです。そのときに「序論」としてちゃんとした文章で書いてもらうことが必要なのです。
今年のゼミでは、最後の発表を除いて「スライド禁止」を実行してみたいと思います。
では、皆さんも良い一週間を！
…………
向後千春メールマガジン（発行者：向後千春 kogo@waseda.jp）
・バックナンバーは：https://mail.os7.biz/b/h6aE
・質問・コメントは：https://forms.gle/bFpSJmgexGfVwFfg7
・深掘りはサークルで：https://note.com/kogolab/circle
・配信の解除は：https://mail.os7.biz/del/h6aE
・noteやってます：https://note.com/kogolab
