2022年9月7日(水)
アドラー心理学による医療看護系の人材育成というテーマで講演しました。20人の参加者を得て2時間話しました。プロを育て、プロの組織を作るためにアドラー心理学を基礎にすえるのは可能性があるかなと感じました。
インストラクショナルデザインが使えるのは少なくとも学習者が自分で上達しようと決心していることが条件です。しかし現実には、言葉では上達したいんです、役に立ちたいんです、といいながらも、行動的には抵抗しているケースがあります。で、教える人はそういう相手に苦労しています。こうしたケースにどうしたらいいのかという質問が必ずといっていいほどでてきます。
このようなケースではインストラクショナルデザインではなく、アドラー心理学の出番です。なぜならそれは仕事をどう捉える、ひいては人生をどう生きるかという問題に帰結するからです。
そんなことを考えました。