KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【研究】レビュー論文の依頼を断った

2023年4月27日(木)

日本教育心理学会は『教育心理学年報』というレビュー誌を年1回出している。その編集長から「デジタルトランスフォーメーションと教育」というテーマでレビュー論文を書いてほしいという依頼がメールで来た。

大変光栄なことだけど、最新の研究をフォローできていないし、もっと若い人で適任の人がいると思う、ということで辞退した。レビュー論文を書くのは根気のいる仕事で、たくさんの論文と本を読まなくてはならない。実際の締め切りは一年以上先なのだけれども、その根気と時間は今の自分にはない、と判断している。

ちなみに、これまで『教育心理学年報』に私が書いた論文は共著も含めて次の2本です。

大学におけるWebべース個別化教授システム(PSl)による授業の実践
向後 千春
教育心理学年報
2003年 42 巻 182-191
DOI https://doi.org/10.5926/arepj1962.42.0_182

eラーニングに関する実践的研究の進展と課題
冨永 敦子, 向後 千春
教育心理学年報
2014年 53 巻 156-165
DOI https://doi.org/10.5926/arepj.53.156

これを見ると、10年ごとに依頼が来るみたいですね。このテーマのレビューは新進気鋭の人に書いてもらいたいと思います。