2024年7月18日(木)
7月4日(木)に続き、『コーチング心理学概論』2024の2回目。私の担当はここまで。参加者は13人となり前回の21人から減った。なぜだろうか。前回の心理学史のところが濃すぎたか。でも、Facebookのグループには11件の感想コメントが書かれており、好評だったのでよしとしよう。
今回も1時間程度のレクチャーに続いてブレイクアウトでの意見交換。レクチャーはアドラー心理学の原理的なところと、それをコーチングに活かすにはどうしたらいいかの可能性を話した。私は、アドラーによるコーチングを実践しているわけではないので、あくまでも可能性の話だ。それを実践するのはプロコーチの人たちの仕事。
特にライフスタイルを読み解くための早期回想の手法は参加者の興味を惹いたようだ。「早期回想→ライフスタイルを読み解く→私的感覚を取り出す→それが現実にどう影響しているかを吟味する→私的感覚を少し変えてみるとどうなるかを想像する→現場で実験してみる」というステップのコーチングはアドラー派コーチングとして成立するのではないだろうか。
子育て中の親にコーチングすることもあるということなので、それはアドラー心理学が役に立ちますよということを言っておいた。