KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ミシシッピ川

車の長旅で疲れたので、今日は鈴木さんのグループとは離れて、自由行動にした。昨日は雨が降っていたが、今日はさわやかに晴れ上がっている。街は観光客がたくさん繰り出している。通りを観光用馬車が走り、ミシシッピ川を遊覧船が走り、公園の周りでは、ピエロやら、似顔絵描きやら、手相、タロット占いなどが観光客相手に仕事をしている。パリのモンマルトルという感じだ。

ベニエ

揚げパンに粉砂糖を振りかけたものがベニエだ。Cafe du Mondという店が有名で、みんなベニエをほおばっていた。テーブルはいっぱいなので、テイクアウトして川岸で食べた。熱々のところが美味しい。あとでマーケットを見ていたら、この店のマークのついたベニエ粉が売られていた。

フレンチクオーターという一角を散歩する。町並みは古く、優雅な感じがする。午後にはいると、カフェや一杯飲み屋から生バンドの音楽が聞こえてくる。こうなると「爛熟した街」という形容詞があてはまってくる。

昼は、フードコートでジャンバラヤを食べた。これも有名な食べ物らしいが、量が少なく期待はずれであった。味はまあいけた。それだけでは足りなかったので、じゃがいもの丸焼きにバター、チーズ、チリビーンをかけたものと、ステーキバーガーをとる。これは美味しく、満足。

バーボンストリート

夕食は鈴木さんたちと合流して、Old Coffee Pot Gumboという店にいく。その途中に通ったバーボンストリートはもうハチャメチャ状態である。ボインの姉ちゃんはあやしげな店の客引きをし、黒人の子どもたちはタップダンスをしてこづかい稼ぎをする。いたるところで歌声と演奏の音がする。路地にはいると、ギターを弾くもの、ベースでトリオを組むもの、なんだかよくわからない楽器をひくものがいる。

夕食は、生蛎をとり、サラダを取り、ジャンバラヤに再挑戦したが、この店のジャンバラヤはとても美味しかった。

明日は、鈴木さんの奥さん・ゆきえさんと学生のゆきちゃん、なおちゃんがニューオーリンズから日本に帰国する。我々は、車でタラハシーに戻り、一泊して、再び車でオーランドに戻り、一泊して、シカゴに飛ぶというかなりつらい日程である。もうすぐ一ヶ月半の滞在の半分が終わろうとしている。