KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

月曜日には授業を入れない

 今日から授業再開だ。しかし、月曜日は自分の担当の授業を入れていない。それで助かった。車庫の屋根の雪下ろしで3時間もかかったからだ。

 ここ数日の大雪で1メートル以上も積もった。それだけなら大したことはない。しかし、車庫の真ん中の細い支柱がたわんでいることに気がついた。かなりの重量がかかっている。屋根の雪は60-70センチもあるだろうか。湿り気を含んでいるのでやばいかもしれない。最初はロープを渡して、それで切り落とそうとしたが、雪はがっちり固まっているようでだめである。

 そこで、自動車用のT字型の雪払いに棒を継ぎ足して長くしたものを使って少しずつ雪を切り崩していく。最初は力加減がわからず、半透明のアクリル板でできた屋根を直撃し、穴をあけてしまった。しかも2箇所。痛い。大きなダメージである。修理すれば数万円はする。しかし、とりあえず雪を落とさなければひょっとすると支柱もろとも壊れる可能性がある。アクリル板もかなりたわんでいる。穴をガムテープでふさいで応急処置をした後、雪を落とす作業に熱中する。コツがわかってからはうまく切り崩せるようになった。3時間後、屋根の雪はなくなった。しんどかった。

 月曜日には授業を入れない。これは自分の伝統になりつつある。一週間という単位で仕事をしていると、月曜日は何かとあわただしいのにもかかわらず、休日モードから完全に身体が復帰しているわけでもない。だから能率があがらない。むしろ月曜日はゆったりとした気分で一週間の準備体操のように考えると良いということを経験的に学んだ。だから月曜日は授業をいれない。どうしても準備不足になるし、それでいい加減に済ませてしまいそうな気がするからだ。

 ちなみに金曜日にも授業を入れない。金曜日はたいていはその一週間で仕上げようとした仕事がたまっているからだ。できれば、そこでキリをつけたいと思うので、授業を入れない。そうして、幸せにも仕事のキリがつけば、部屋の整理をして、一週間つけっぱなしであったコンピュータの電源を落とす。それは一種の儀式である。