KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

完成まで3年間はかかる

あと2週間ほどで年内の授業は終わりだ。エスペラントの授業は、まだ15,6人が継続中だ。急に難しくなったとか、単語がわからないとか、聞き取りができないとか、ぶうぶう言う割にはちゃんと出てきている。

この授業は割と普通の一斉授業だ。みんなで一緒に文章を読んだり、文法を解説したりする。違うのは、通過テストと称して、最後に私が個別にエスペラントでの問答をすることだ。私がエスペラントで質問して、学生がエスペラントで答える。だから聞き取りができなければ答えられない。質問は、当日やった文章も含まれているけれども、ときどき昔やった文章も気まぐれに出してくるので、答える方は気が抜けないだろう。この通過テストのせいで、授業は毎回20分ほど超過している。

15人前後だと、やはり学生全員を個別に見るのはしんどい。アシスタントが一人か二人欲しいところだ。

それから、ワークブックを作りたくなってきた。毎回プリントを作っているけれども、テキストと練習問題が一緒になったワークブックが作りたい。一度良いものを作れば、何年かは使える。やはり、ひととおりの授業のスタイルとシステムが完成するには、3年間はかかる。