KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

シナリオのような日記

 先日(6/10)ちょっと紹介した、さるさる日記の「22歳年下の…」という日記。「出張に行きます」というところで日記が中断したままだったが、無事再開された。再開されてからの描写がまた読ませるものになっている。フェイクか、とも思うが、わからない。たとえフェイクであったとしても、私は「書かれたものがすべて」主義を取るので、あまり影響はない。

 フェイクだとしても、わざわざ「出張に出ます」といって一週間更新せずに置くだろうか。考えにくいことだ。だから、現実に起こっていることを書いているのではないかと推測している。

 しかし、それにしてもここまで自分を客観視して書けるものかというくらい冷静だ。つまり第三者の視点で日記を書いている。日記にしては第三者の目を導入しすぎているのだ。そのために、まるでシナリオのように読めてしまう。だから、フェイクか、と疑ってしまうわけだが。

 その日記の掲示板でも、賛否が戦わされていて、活気づいている。それは作者が望んだことなのかどうかはわからない。しかし、掲示板を立てるということは、作者のどこかに「自分の位置を確認したい」という願望があったのだろう。

 どういう展開になるのか、ウォッチを続けたい。