KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

学生用Webベース統合環境

My YAHOO!というのを使っている人も多いと思う。YAHOO!のメニューを自分用にカスタマイズできるので便利だ。最近気がついたのだが、メニューのカスタマイズだけでなく、メールを送ったり、アドレスの管理をしたり、スケジュールを管理したり、メモ用のノートを保存する機能まである。これならば、どこにいても、パソコンでWebにアクセスさえすれば、自分用の環境で仕事をすることができる。

My YAHOO!から連想して、学生用のWebベース統合環境ができないものかと考える。それはこんなイメージ。

大学の端末室からでも、ゼミ室のパソコンからでも、また下宿にある自分のパソコンからでも、Webブラウザを開いて大学ページに入り、自分のIDを入れてログインする。そうすると…

心理学の先生からのメールが届いている。レポートの締切に遅れないようというお知らせだ。スケジュールページを開いて、締切日を確認する。あと一週間しかない。自分のレポートはどこまで進んでいたか、電子ノートを開いてみる。アウトラインはできているけれども、原稿はまだ3分の1も進んでいない。

イデアにつまったところがあったので、何かヒントを得ようと、電子会議室に投稿してみる。「みんな、心理学のレポートはできたかい?」というタイトルで。しばらくしてもう一度会議室をのぞいてみると、いくつか返事が返ってきている。やっぱりみんな自分と同じところで苦しんでいるようだ。それで、自分の考えを会議室に書いておく。みんなからのコメントをもらうためだ。

ポイントはシームレスな作業環境であること。一度ログインしてしまえば、メーラーを立ち上げたり、ワープロ・エディタを立ち上げたりすることなしに、すべてWebの中で仕事ができること。

情報を配信する方としては、学生が一意に決まるので、そこに必要な情報を配布していけばいい。いちいちメーリングリストを立ち上げる必要もない。ログインしたかどうかの確認もできるので、メールが読まれないままになるということもない。

よく考えると、これはプロジェクトやワークグループにも使えるなあ。